ワーホリ準備 〜銀行口座開設編〜
今回は銀行口座について話していこうと思います。
銀行口座の開設とTFN、この2つはオーストラリアで働く上で絶対に必要になるので、
日本で事前に準備してから行くことをお勧めします。
Contents
口座の種類
普通預金(Saving Account)
留学やワーキングホリデーで滞在する人が一番多く保有している口座が普通口座です。
給与や日本からの送金によく使われています。銀行窓口、ATMでの引き出しが可能ですが、
利子は付かないことがほとんどです。
インターネット口座(Online banking)
Saving Accountの一種で、24時間お金をインターネット上で動かすことが可能です。
利子が付くのが特徴です。口座維持費がかからず、最低預金制限もない場合が多いのです。
非常に便利ですが、ATMが使えなかったり、
窓口での引き出しができなかったりとデメリットもあります。
使わないお金はインターネット口座に預け、
使う分だけを普通預金口座に振り込むという方法が広く行われています。
定期預金口座(Term Deposit)
日本と同じく一定の金額を一定期間預けることで利子を受け取ることができます。
契約期間中は自由に引き出すことはできませんが、オーストラリアでは5%ほどの金利が一般的です。
当座預金(Cheque Account)
日本でも普段聞きなれない当座預とは、手形や小切手の支払いの際に使われています。
留学やワーキングホリデーでオーストラリアに行く人はほとんど使う機会はないと思います。
オーストラリアで代表的な銀行
①Australia and New Zealand Banking (オーストラリアニュージーランド銀行) =ANZ
◉口座維持費:
25歳以下は無料です。毎月2,000AUD(約18万円)の入金がある人も維持費はかかりません。
それ以外は5AUD(約400円)がかかります。
◉ATMの数:
国内に3,400基以上あります。地方でもATMは見つけられます。
②Commonwealth Bank (コモンウェルス銀行) =CBA
◉口座維持費:
21歳以下は無料、その他毎月2,000AUD(約18万円)以上の入金がある場合も無料です。
21〜24歳の場合は、1,000AUD(約9万円)以上の入金が無料の範囲となります。
該当しない場合は、4AUD(約360円)必要です。学生の場合も免除されます。
◉ATMの数:
国内に4,000基以上あり、最大のATM数を誇ります。
③National Australia Bank (ナショナルオーストラリア銀行)=NAB
◉ATMの数:
3400基以上あります。
こちらは日本国内で開設可能です。
東京支店と大阪出張所に出向き、
「申込書」「署名印鑑届」「資産運用に関するお伺い」「本人確認書類」
を提出し、現地口座発行手数料9,000円を支払うと口座を開設できます。
窓口に行く前には必ず電話で予約を取りましょう。
英語が心配という人やオーストラリアに着いてから時間がない人にとっても良い方法だと思います。
Commonwealth Bankの開設方法
ネットで登録します。
「open a bank account」を選択し、「Smart access acount (ワーホリの方はこちらを選択)」をクリックし進めていきます。
そのあとは質問通りに入力していきます。
最後、手続きに行く銀行を選択します。
日本にいる間に事前にネットで手続きを行い、client numberを取得しておかないと
現地で銀行に行った際に申請ができません。
このclient numberは取得までに1〜2週間ほどかかるので、出発前にしておくことをお勧めします。
ちなみに、このnumberはメールで届きます。
現地での登録方法は、まずネットで選択した銀行へいきます。
持ち物はこちら↓
- パスポート(入国後6週間以内であればパスポートのみで本人確認が可能)
- 電話番号/メールアドレス(後でインターネットバンキングで変更可能)
- 住所(後でインターネットバンキングで変更可能)
私は最初滞在していたAirbnbの住所で登録できました。
キャッシュカードはその場でもらえる場合もありますし、郵送になる場合もあります。
郵送の場合は1~2週間かかることがありますので、郵送先の住所には注意してください。
そして、銀行へ行く前にアプリをダウンロードしておくと良いです!
私はその場でアプリの登録も一緒にやってもらえました。
アプリで送金が簡単にできますし、貯金状況や使用金が簡単に確認できてとても便利です。
ここに書いてある内容は十分ではないので、ご自身でもよく調べてから手続きしてくださいね。